説明
◇インポーターコメント
シスト・石灰質土壌。ダイレクトプレスの後、225Lの樽で12ヶ月熟成。
揮発酸が高くなったため、対策として2020年のモンドゥーズ(Champ Levat用)のマールへ浸けたところ、メゾン・ルージュとしては色調が強くなったことから、モスカートとジャケールのマールへ改めて浸けて色合いを淡く調整。ロゼのようで白のマセラシオン感も感じられる仕上がりです。
仄かにオレンジがかった淡い赤色。赤いプラムやソルダム、グアバ、フランボワーズ、ザクロなどを想わせる果実の香りに、バラなどの花束のように香り高く高貴でアロマティックな印象を受けます。白ワインのような軽快なライトタッチで、体へと沁み込むように広がります。硬めのプラムやスモモなどの果実味にフランボワーズやバラなど華やぐような風味、赤紫蘇やオールスパイス、旨味が溶け込み、軽やかでいて口中に膨らむ風味は主張のしっかりとした充実感が感じられます。若干の揮発酸を感じますが、芳醇でエレガントな風味がそれを上回り調和の取れた仕上がりです。