説明
2022.7月再入荷
◇インポーターコメント
アルザス地方といえばその主流は白ワインで、割合としては9割にも及ぶとか。その残り1割をになう赤ワインは、ピノ ノワールを用いて造られます。
ドメーヌ フィシュバックにとってのスタンダードワインと位置づけられたこのスフィック ルージュで用いられている品種ももちろんピノ ノワールで、マセラシオン(果皮を果汁に浸漬する作業)の期間をやや短くし、フレッシュさと飲み心地の良さを引き出すようにしています。
2年目となる2020年は、淡い味わいであった2019年と比較するとより凝縮感を感じるバランスとなっていて、カシスのコンフィチュールを思わせる華やかな風味にスパイス、火山を思わせるスモーキーさがあり、いきいきとした躍動感のある果実味が楽しめます。
香ばしさがあるので、秋冬の季節には野鳥などのジビエ料理などと相性が良さそうです。野鳥でなくても、香り高いキノコなどをバターで味付けしたソースを鶏もも肉のローストに添えたものなどと一緒に楽しむのも良いでしょう。
このワインは、ビオロジックで栽培されたブドウを手摘みで収穫し、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。
また、他の多くのドメーヌ フィッシュバックのワインと同じく、抜栓後数日たってもバランスを崩すことなく安定した味わいを楽しませてくれます。