説明
◇インポーターコメント
今回のカルボは畑が違い、一部のCru(il Poggio delle Coste)の畑に植わっているサンジョヴェーゼ、中でも特に果皮の厚いものを選抜し収穫。名前にもなっているカルボとは、カーボニックマセレーションの意。一般的には香りを出すため、タンニンの抽出を抑えるために行われる手法ですが、ジャンマルコは より長い時間酸化のリスクなくマセレーションを行うための手法と考えています。今回は約3週間、無酸素の状態で醗酵を行い、それから櫂入れを行い酸素に 触れながらマセレーション、醗酵を終えるという方法。カーボニック由来の果実のフレッシュさに加え、立体感のあるタンニンと果実味、奥行き。2つのマセレー ションを取り入れた最高のサンジョヴェーゼ。こちらも過去のヴィンテージとは大きく印象が変わり、フレッシュで香りのよい果実、そして美しい飲み心地となめら かな余韻。完璧なブドウが収穫できた年しか造らないカルボ、2018年は今までのイメージをいい意味で裏切る完成度です!