説明
◇インポーターコメント
粘土石灰質土壌に植えられた樹齢100年以上のカリニャンを、手摘みで収穫し、全房で5日間のマセラシオン。古樽で18か月熟成後、亜硫酸無添加で瓶詰。
クリアなガーネット色の外観。フレッシュなダークチェリー、プラムと言った酸のあるベリー系の活き活きとした香りに加え、腐葉土、タバコの葉、革といった複雑味のある香りが湧き出てきます。
味わいは、熟成した南仏で感じられる梅カツオ出汁系の風味が感じられ、あまり感じられないタンニンやキリっとした酸味と相まって、スルスルと飲み進められます。ソワフな質感でありながら、中域の味わいが充実している為、単調にはならず、時間を掛けて楽しむことが出来ます。
抽出が強すぎたり、濃厚な果実感で押してくるワインではなく、透明感のあるシンプルに綺麗な果実感と嫌みの無いジューシーさを感じられるワインで、南仏ワインが苦手な方でも飲み進められる品の良さがあります。
質の良い根菜などの野菜料理や豚や鳥をシンプルにグリルした料理などに良く合います。また和食であれば、マグロの赤身などの酸や鉄分を感じる魚などと合わせても良い相性を見せます。