説明
◇インポーターコメント
粘土・シスト土壌。樹齢約20年。全房プレスの後タンクで発酵・熟成。毎年このワインは果実味に溢れた印象になることからフルーツ・バスケットと言う意味の名前を付けました。2018年はシェネが手がけた最後のヴィンテージとなります。
黄みがかった黄金色。熟した杏やパイナップル、プラム、ミラベル、りんごのコンフィチュールやドライアプリコットなど、新鮮な果実とやや凝縮感のある果実が混ざり合うような香りが伺えます。小気味良く溌剌とした酸が感じられスッキリとしたアタックで、パイナップルから溢れ出るような果汁感や風味が口中を覆うように豊かに広がります。パイナップルやりんごのコンフィチュールのように果肉感のある果実を想わせる風味は、新鮮な果実味や酸と凝縮感のある果実味がバランス良く溶け込み思わず顔がほころぶようなフルーティーな印象で、アフターに僅かな塩気が感じられ全体を引き締めつつ、鼻腔に抜けるパイナップルのような香りを引き立てます。これまでのヴィンテージの中で一番その名にふさわしいフルーツバスケットといった仕上がりです。抜栓3日目には豊かな果実味はやや控えめになり、アフターに豆のニュアンスがやや感じられますので、溢れるような豊かな果実味を楽しんで頂くために2日以内で味わって頂くことをお勧め致します。