説明
◇インポーターコメント
仄かにオレンジがかったガーネット色。赤い果実のドライフルーツ、ドライハーブやドライフラワー、腐葉土や根菜などを想わせる香りが感じられます。スワリングすると更に複雑な風味を纏い、赤い果実のドライフルーツのような甘みが更に膨らみます。約10年の熟成により培われた果実の風味、やや舌に残る葡萄の果皮のような微細なタンニン、加えて複雑な風味やだしのような旨味が感じられ、如何に醸造当時はタンニンも果実の風味もしっかりとしたワインだったことが容易に想像できると思います。長い熟成を経て瑞々しささえ感じる繊細で軽やかな口当たり、ほどよく舌先に残る優しい甘みと深みのある果実感、ピンと張りのある酸が感じられ、徐々に旨味が溢れ出してくるように果実の風味と絡み合い、奥行きのある深い味わいが後を引く魅力的な仕上がりです。