説明
◇インポーターコメント
キュヴェ名は「花のような目覚め」といった意味。ブノワにとって、手掛ける畑の面積のほとんどが黒ブドウのガメイで、白ブドウのシャルドネが植わる畑はごくわずかです。なのでブノワの白ワインは、毎年思う存分買えるというわけにはいきません。
2018年にはマセラシオン(醸し)や酸化的な環境での熟成を行った実験的な白ワインも造っていましたが、2020年はスタンダードな直接圧搾(ダイレクト プレス)の白ワインです。
塩っけの感じる豊富なミネラル感と厚みのある果実味があり、凝縮感がありつつも硬質で引き締まった味わいが特徴です。フォーカスがしっかりと定まった端正な味わいのバランスで、熟成によってさらなる進化を遂げそうなスケールの大きなワイン。抜栓後も数日間はバランスを崩すことなく、いきいきとした果実味を楽しませてくれます。
このワインは、ブドウの果皮等に自生する自然酵母での発酵を経て、厳密な清澄や濾過(ろか)を行わず、瓶詰めに至るまで亜硫酸(酸化防止剤)無添加で造られました。