説明
◇インポーターコメント
区画:森に囲まれた東南向斜面, 2年前から除草、1年前から合成製品を不使用
土壌:砂岩質
醸造:12kg籠で手摘み収穫。全房で4週間のマセラシオン。
手動式プレス機で圧搾。ファイバータンクで8か月の熟成。
澱引き無し、ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。
VTの特徴:暑く乾燥した年だったが、森に囲まれていることで暑さに苦しめら
れることは無く健全なブドウが育った。
名前の由来:2歳の娘が樽の詰め替えを手伝ってくれた際、彼がタンクの中に入ってブドウを外に出しているのを見て「アンコール(ENCORE) パパ, アンコール」と言ったエピソードから
2019年に誕生した「ドメーヌ・デュ・プティ・ブション」は、数年前にアルザスに移住した小さな家族ソフィー、ヴァンサン、そして2人の”Petit Bouchon(小さなコルク)” アガトちゃん(2歳)のドメーヌ。
ソフィーはソーシャルセクターで働き、ヴァンサンはワイン栽培、アガトは絵を描いたり、ステッカーを貼ったり、トボガン(そり)をしたり。
ヴァンサンは2012年から有機栽培のワイナリーに勤務し、ブドウの生産とワインの醸造・熟成の両方に携わり、ジェラール・ヴィエ(アルボワ)からブドウの樹について、ジャン・フランソワ・ガヌヴァからは自然な醸造方法を学ぶ。
アルザスでは、経済的に余裕がなくブドウ畑や農業関係の家族がいない人が起業するにはブドウ畑は手に入れづらいが、誰も手を付けていなかった小さな区画を入手し、土地を回復させながら自分たちで植えたブドウを収穫し自分たちの家の下で醸造。2020年初ヴィンテージを発売することに成功!
現在、2ヘクタールのブドウ畑には、ピノ・ノワール、ガメイ、シルヴァネール、オーセロワ、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、リースリングといったさまざまな品種が植えられています。