説明
◇インポーターコメント
アルザスのローラン・バーンワルトの葡萄。ダイレクトプレス後、解放タンクで24~30時空気に触れさせ、ウイヤージュせずに古い225Lの樽で約6年半酸化熟成。
黄金色。りんごの蜜やコンポートなど凝縮された果実香に、蜂蜜、シナモン、タバコ、ほろ苦いカラメルなどの香りが加わります。また、熟成由来のみならず仄かな酸化由来の印象が更に複雑性を与えています。しっとりとした口当たりで、タルトタタンなどの凝縮感のある果実味と深く複雑な風味が重なり合いながら、じんわりと溢れるように広がります。やや揮発酸や酸化的なニュアンスを感じますが、それがあることでしっかりとした果実や甘やかな風味、仄かなビターカラメルやメープルなどの芳ばしい風味に引き締まった印象を与え、アフターには旨味やリッチな風味が長く続きます。抜栓後、13日経過した現在も大きく崩れることがなく、ゆっくりと味わって頂ける仕上がりです。