
生産者 / Sebastien Riffault セバスチャン・リフォー
年号 / 2011
生産地 / ロワール
品種 / ソーヴィニヨンブラン100%(手摘み/平均30年) (貴腐ブドウ30%・熟したブドウ70%)
タイプ / 白ワイン

セバスチャン・リフォーのバックビンテージが突然入ってきました!
2011年なのでもう11年も前!
セバスチャンリフォーと言えば葡萄に貴腐菌がついて、貴腐ワインのような感覚
かつ
甘口ではなく、辛口ワイン。のイメージ。
彼のワインを初めて飲んだ時は
サンセールってこんな風になるの?!と衝撃を受けたのと
抜栓して3時間ぐらいで信じられんほど茶色く酸化した色合いになった事と、二重の衝撃。笑
それでも旨いんですけどね。
11年という月日を経たこのワインは
物凄い情報量の水って感じ。
味わいは濃い。キンカン蜂蜜漬けみたいな濃厚な感じ。(キンカンを蜂蜜に漬けたことないですけど)
でも甘さが口に残るわけでも、ボリュームでどっしり押される訳でもなく
液体自体は水の如しするりと喉を通り抜けて
舌の上に旨み。コクだけが残る
きれいな余韻の残り方。
さすが。
風格がある上に、飲み心地は穏やか。
最高じゃないですか。これ。
このまま翌日も酸化に支配されないバランスだったら極上です。
明日追記します(飲み切らなければ)
あと今日はカンパチとホタルイカ買ったので
後で合わせてみますw
よく見たら販売ページのインポーターさんのコメントに同じようなニュアンスの・・・というかさらに洗練されたコメント書いてありましたね。
このブログの存在意義の無さ。w
あ、あと11年モノだけあってコルク周りの澱やカスがすごいです。
抜栓したらそのまま注がず、ティッシュや綿棒で瓶の口を掃除してあげた方がグラスに澱が入らず気持ちよく飲めると思います!
追記
2日目!というか初日の途中からやはり
すごく茶褐色になって味わいも酸化に傾いてしまいました。
それでも十分にうまいです!!
ただ、まあ開けたての感じもう少し持続してほしかった気持ちもありますが
ゆっくり変化まで楽しもうかと。
そもそも11年前のおいしいワインをこの価格で楽しめるというのは
それだけで感謝いっぱいです。