
生産者 / Les Jardins de Theseiis レ・ジャルダン・ド・テゼィ
年号 / 2019
生産地 / ロワール
品種 / ピノドニス50%(手摘み/平均10年) コー 30% ソーヴィニヨンブラン20%(手摘み/平均30年)
タイプ / 赤ワイン

少し長くなりそうな予感なので今日は最初から本題です。
ジャルダンドテゼィという生産者。
彼らはブルーノ・アリオンという偉大な作り手の後を引き継ぐ形でドメーヌを立ち上げました。
ブルーノの方向性を踏襲するのかと思いきや
僕の個人的な感想ですが、全然方向がちがう。
やっぱり、人だなあって思います。
今回のこのウヌムというキュヴェ
開けたてな率直な感想は
「濃っ・・・」
という感じで、渋みがすごいとか重量感がある方向では無いのですが
とにかく濃厚なイメージ。
濃厚すぎて全体像わかりましぇん・・
って思って一口飲んで抜栓したその日はそっと戸棚にしまいました。笑
でも、今日・・
抜栓して何日経ったでしょう。10日くらいかな??
ようやっと姿を見せてくれたように
濃厚な液体の中に葡萄の味わい
葡萄を濃厚に煮詰めたスープのような飲み心地になってきました。
濃いけど柔らかく、こなれた感じ。
いつものテイスティンググラスと
ロブマイヤーⅣ(大きいグラス)で比べてみたんですけど
明らかにロブマイヤーの方が適している。
普段はロブマイヤーだからなんでも良くなる(おいしく感じる)とは思ってなくて(少し残念ですがw)
テイスティンググラスの方が味を取るのに適している。と思う事も多いのですが
このワインに関してはたぶん、大きいキャパのグラスじゃないと香りも味も捉えきれないスケールがある感じ?
こういうのも・・・・・大好物です。
(樹齢が若いピノドニス、コー、そしてソーヴィニヨンブランって組み合わせも理由聞いてみたいなあ)