
生産者 / Ferme du Vastel フェルム デュ ヴァステル
年号 / 2016
品種 / 30~40 種のリンゴ
タイプ / シードル
味わいグラフ

ミツバチ任せ??の栽培
『本当に何にもしなくていいんだよ、銅も硫黄も蒔かない、 トリートメントは何もしないし、飼っている蜜蜂たちが自然に受粉の手伝いをしてくれる。(インポーター資料より抜粋)
・・らしいです。40品種ほどのりんごを栽培しているそうですが、どれがどの品種か、本人も把握する気がなく、熟して地面に落ちたりんごから順次お酒にしていきます。
自然の温度に任せた酒造り
10月、11月は比較的気温がまだ高く、醸造しても完全に発酵が終わってしまう為、カルヴァドス(りんごのブランデー)にします。
1月以降の寒い時期のものは気温が低く発酵が終わらないので、発酵中のジュースを瓶詰めし、瓶内で発酵を進めてシードルとして仕上げます。
※発酵にはある程度温度が必要。気温が低いと酵母の活動が止まる為、発酵も止まる
・・・なんとも自然任せというか、自然に逆らわない作り方。

(木からボトルまで、何も加えない)
シードルっていつ飲むの?
・・て僕もずっと思ってました。
アルコールも5%くらいで、炭酸、、だったらビール飲むなって思ってたんですね。
でもこのシードルを飲んで考えが変わりました。りんごの自然な味わいはそのまま、体にすっと入ってくる優しさ。僕の好きなワインに共通する飲み込もうとしなくても、染み込むような飲み心地の液体です。
気取らずにすっと開けて会話を楽しむのにすごく適してると思います。
甘いものとの相性も良い
すっと優しい飲み心地ですが、味わいはしっかりりんごの旨みがあるので甘いものと合わせても味わいが消えずに寄り添ってくれます。
これもビールと違うところかなって思います。
まとめ
甘すぎずドライすぎず、良いバランスのシードル。素直にりんごの美味しさを伝えてくれます。お会いしたことはないですが、生産者の人柄がわかるよう。
多分僕のようにシードルを選んで飲むシチュエーションが分からない!
という方も多くいらっしゃると思います。
そんな方に是非飲んで頂きたいシードルです。
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