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コラム始めます。

当店のホームページをご覧いただきありがとうございます。

これまでwebショップと試飲ブログで運営をして参りましたが、

ブログに関しまして少し指向を変えてみようかと思いまして、その旨をお伝えしたいと思います。

少し長いのですが、ご興味があればお読み頂けるとありがたく存じます。

まず、今までの試飲ブログのページで書いていた試飲の感想は

↑こちらに投稿していきます。

 

これからのwineshoptai.comのブログ(現コラム)の方では

お酒に関して私が感じた事、考えている事、ワインやお酒に対するマインド(?)を書き綴る場にしようかと思います。

これまで書いていた試飲ブログでは

ワイン初心者の方でもわかりやすいように、極力簡単な言葉で味わいを伝えていく事をモットーに掲げて文章を書いていたのですが

表現を噛み砕くことにより、同じような表現ばかりが目立つ様に・・

結局後で自分で見返した際に結局どんなワインだったからわからなくなってしまい

段々と筆が重く感じ更新がなかなかできない状況が続いていました。

それではいけないと思い、別のホームページに誰に伝える為でも無く、自分の為の備忘録として

文章の構成や、誤字脱字を気にせず

感じたままのストレートな言葉でメモ感覚で書き始めたところ

そちらの方がテイスティングの感想、表現としては良いのではないか、、?という気持ちになりました。

以上の経緯で、今後はwineshoptai.comのブログではコラムを

wine tasting note の方では試飲備忘録を

公開していければと考えています。

コラムの使い方

コラムに関して、少しずつやっていきながらどういう感じになるか実験していく感じにはなると思うのですが

今のところ考えている事としては

せっかくなのでコラムに関しては僕から発信していくだけではなく

コメント欄を設けて閲覧頂いた方々との相互コミュニケーションを図れればと考えています。

コメント欄には、取り上げて欲しい話題や

ワインのこういう事が知りたい!などの疑問

コラムに対する意見、感想など。なんでも

他人を不愉快にさせない範囲で自由に書き込んでいただければと思います。

コメント誰も書いてないし、書くのちょっとためらう・恥ずかしい

という方はインスタグラムにDMで質問・リクエストなど頂けると嬉しいです。

まだ考えついたばかりで何も定まっていませんが、少しずつ良い発信が出来る様に頑張ります。

今後ともどうぞwineshop TAIをよろしくお願いします。

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ナチュラルワインについて~その③~

元々僕自身はナチュラルワインは否定派で

フランスに行った時も始めはナチュラルワインを勉強しようというのではなく

収穫期をロワールで過ごした後はボルドー、ブルゴーニュを回って

偉大な産地を見て帰って来ようというプランでした。

 

僕がワイン勉強し始めた時は

ナチュラルワインではなく

ビオワインと言われていて

ビオはビオ臭がすると言われていて。

多少ネガティブな要素があっても

「自然だからしょうがない」と肯定しているように見えてたりとかして。

 

僕も実際フランスに行く前に日本で”ビオワイン”を飲んだことがありましたが

その時はほとんど美味しいと思った記憶はなかったです。

 

その後現地で生産者達と触れていく中でどんどん考えが塗り替えられていくのですが・・

生産者との出会いや、ワインの味わい以外で

ショックを受けたことが二つありました。

 

それは、機械収穫酸化防止剤(so2)

今現在では改善されていることも色々あると思うし

今回はあくまで僕の経験と主観でのお話なので

その2つを悪者にするつもりはないのですが

なかなかにショックを受けたので今回はそのことについて書いて行こうと思います。

 

まず機械収穫についてですが、このコラムを書くにあたって色々検索してみたのですが

機械収穫には機械収穫のメリットや新しい機械の導入によってどんどん進歩しているようなのですが

僕が実際見た限りの話をすると

 

2011年の秋ごろ僕はロワール地方のドメーヌ・デ・ボワルカでの住み込みでの手伝いとして畑に出ていました。

ボワルカでの収穫はもちろん手による収穫。

葡萄の表面についている酵母を拭ってしまわないようどんなに寒くても手袋はしません。

 

そんな中、すぐ近くの畑に大きな機械が入って行って、葡萄の収穫をしているようでした。

その機械は葡萄の畝をゆさゆさと揺らして葡萄を取っており

その後タンクに移し替えられる葡萄は既に

ほとんど潰れてほぼジュースの状態でした。

 

一方手収穫は収穫かごにドメーヌのスタッフや収穫の季節労働者たちが(初心者の僕からするとかなりのスピードで、めちゃくちゃ丁寧には見えなかったけどw)葡萄を積んでいくのですが

葡萄は当然ですが潰れておらずきれいな状態。

収穫のかごも、葡萄の重さでつぶれてしまわない様な大きすぎないサイズでの収穫(それでも十分重いし、かなり過酷でしたが)

 

畑の時点で葡萄がつぶれてしまうと

その時点でジュースの酸化が始まってしまいます。

当然その時点で酸化防止剤を使用するのだと思うのですが

 

その光景の差にショックを受けたのを覚えています。

 

もちろん機械収穫でも”おいしい”ワインは出来るのでしょうが

どっちを飲みたいか?

と聞かれたら、手摘みのワインが飲みたいと思うなあ

と、考えたのを覚えています。

 

また、ワイン造りで欠かせないとされてきた酸化防止剤(so2)

(現在では無添加で造れる生産者増えてきましたね・・!当時は全生産ワインを無添加で造っている生産者って数えられるくらいだったのでは・・)

ボワルカでポリタンクに入った、希釈されたso2があり

オーナーの順子さんに「嗅いでみたら?」

と言われ顔を近づけたとたん

あまりの刺激臭(臭いというか、もっと直接的な刺激)に

5分くらいむせてしまいました。

もちろん添加する際は健康に害がない量の使用となるのですが

僕はあまりにショックで

「これは少ないに越したことはない・・・」

と思いました。

 

実際今でも全く無添加の物と少量でも添加したものだと

ワインの骨格がかなり変わるなあという印象です。

(添加してても僕が良いなあと思うものももちろんありますが)

それぐらいワインに強い影響を与えるモノだと僕は考えています。

 

今回は僕の経験を記憶をもとに書いているので

うまく纏められない気がしますが・・・

 

『ワイン造り』という意味では一緒の作業なのですが

生産者さんが何を選択するかによって、ワインの内容は全く別のモノになるという事。

最終的に『おいしければいいじゃん!』

と言ってしまえばそうですし、人それぞれ味覚や価値観は違うのでどれかを否定するつもりはないのですが

 

僕の主観の中で、自分が飲みたいのは何か。

人に勧めたいのは何か。

というのを、お伝え出来たらなと今回の項目は書きました。

 

長文駄文失礼しました。

(また何か思いついたら)その④に続く~

 

 

あ、ちなみに

酸化防止剤の話をすると

「コンビニやスーパーで売っている酸化防止剤無添加ワインはどうなの?」

という質問をいただく事があるのですが

それに関してはラベルの原材料名の所に

「原材料名:濃縮還元葡萄果汁(外国産)」

という風に書いてあります。

僕の解釈では「酸化防止剤を無添加にする以外は、色々やってます!」

的な感じの飲み物。

モノの良し悪しはさておき

僕の中ではあれはワインではありません。。

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ナチュラルワインについて~その②~

ナチュラルワインについて、その①では

ちゃんとした定義は無いよ

という事を書きました。

でもそれだと、何の説明もできないので

今回の項ではA.O.C.(現A.O.P.)についてざっくり触れていこうと思います。

A.O.C.は直接ナチュラルワインの説明では無いのですが、ワインの歴史や文化を知る上で基本です。

またA.O.C.ついて知ることによってナチュラルワインの大まかな輪郭はつかめるかと思います。

(このコラムではA.O.PではなくA.O.C.という表記を使います。どうやEU発足後に正式にはA.O.Pに変わったらしいのですが、現在でもA.O.C.表記が多いみたいなので)

 

AOCとは

Appellation d’Origine Contrôléeの略。日本語では『原産地統制呼称制度』です。

これは何なのかというと

「どこどこの産地で造られた、一定の品質基準を満たしたワインですよ」

というのを保証する制度です。

この制度が制定される前は、ボルドーやブルゴーニュなどの高級産地を偽装するワインが市場に出回ってしまったらしく、消費者が正しい情報を得ることができず、真っ当にワインを作っている生産者が損をする状況になってしまいました。

そこでAOCという制度を設け、作られた土地や品質のお墨付きという意味で

基準を満たしたワインはラベルにAOCの表記をする許可が与えられました。

 

具体的には

『Appellation Chablis Contrôlée』←origineの部分に土地の名前が入る

とラベルに書いてあれば

このワインはシャブリという土地で造られた、シャブリとしての品質を満たしたワインなんだ!

と消費者が判断することが出来るという事です。

(後述しますが『大体こんな味わいだろうな』というところまで想像ができます。)

 

AOCの功績

ここからは僕の個人的な考えなので「こういう考えもあるんだな」くらいに読んでほしいのですが。

このAOCの制度はめちゃくちゃ便利でもあるし、ある意味縛りにもなる制度にも現在はなっていると思います。

 

先に書いたシャブリを例にすると

AOCシャブリを名乗るワインは、シャルドネというブドウ品種でつくられた白ワインであることが義務付けられます。

僕もすごい細かくは知らないですが『品質』まで保証するには

「シャブリ的な味わい」であることも求められると思います。

 

これがどういうことかというと

それぞれの土地のAOCを把握していれば

「こういう味わいのワインが飲みたい!!」

と思った時に

「じゃあ、AOC~のワインを買えばいいですな!」

というように索引的にワインを選べる訳です

(もちろん年度や生産者によって違いはありますので『大まかに』という話です)

 

これが一番役に立つシチュエーションが

料理との相性。マリアージュです。

『今日はヤツメウナギのボルドー風を作ったから、AOCサンテミリオンのワインを買わなくっちゃ!』

みたいな感じ(ソムリエの教本に載っていたような組み合わせです。うろ覚え。間違ってたらすみません。)

 

高級レストランのソムリエさんなんかはAOC博士ってことです。

 

お料理とのマリアージュ、飲みたい味筋のワインを選ぶときに

めちゃくちゃ便利な制度ですよね。すごいです。

 

AOCに対する疑問

ただ、良いところだけではなく

先程書いたように「その土地的な味わいを求められる」が故に

栽培、醸造、品種、アルコール度数。様々な縛りがあるため自由度は低めです。

 

このルール以外の事をしてしまうと

どんなにおいしいワインだったとしてもAOCとは認められなくなってしまう。

 

また「その土地的な味わい」を作るためのある程度の醸造中の介入は認められているので

(補酸、補糖、酵母添加など)

その様なワインが本当に『その土地を表現したワイン』なのか?という疑問を持ち

 

AOCの制度に縛られない、自分たちの表現でワインを作る生産者たちもいます。

その多くは今『ナチュラルワイン』と今呼ばれているようなワインを作っている生産者達でもあります。

 

そういう人たちはAOCより格付け的には下のVin de France(フランスワイン。昔で言うところのテーブルワイン)として自分のワインをリリースしていることが多く

AOCのワインは基本的にラベルに大きく畑や土地の名前、シャトーやドメーヌの名前、年度など

文字の情報が多いですが

Vin de Franceでリリースしている生産者は畑の情報などを表記できない分、自分の好きな自由なラベルを張って個性を出しています。

(なのでナチュラルワインのお店の棚には派手目なラベルのワインが多いのです)

 

ただ、ナチュラルワイン=AOCに縛られないワイン!という事でも無いので

AOCのルールの中でバリバリの葡萄オンリーで造ったワインで勝負しているひとも居ます。

(ある意味それが一番ガチンコに勝負している様な気がしますが。)

 

使い分けが大事

このコラムは今世の中でナチュラルワインと言われているワインを扱っている酒屋の店主が書いていて

少し偏った書き方になっていると思いますし

僕個人的にはAOCとかは今ほとんど気にしていないです(というか結構忘れてしまっている・・)

でも僕も元々はAOCの勉強をしていましたし最初ナチュラルワインは否定派でした。当時はビオワインと呼ばれていました。(いろんな出会いがあり、変わりました。その辺はまた別の機会に書きます)

初めての僕の研修先でもあった、ドメーヌ・デ・ボワルカのソーヴィニヨンブランを飲んだ時

「ええ?これがトゥーレーヌで取れたソーヴィニヨンブランなの??全然思ってた味と違い過ぎて意味わからん・・」

みたいな事を思いました(めちゃくちゃおいしかったけど混乱した)

それまでのAOCの勉強が全く役に立たん世界だなーと。

 

でも今思うとAOCの勉強をしてきたからこそ、その違いが判る。

 

先ほども書きましたがAOCはめちゃくちゃ便利。学問的というか・・整理されていて

うまく使えば飲みたいワインがすぐわかる。

一方、ナチュラルワインの中にはそのイメージからは想像ができないような味のものが多くあります。

 

どっちが良い・悪いの話ではないです。

ただ、ナチュラルワインという言葉を知るにあたって

『何』に対しての差別化なのか。

その内の一つとして今回AOCをテーマに書いてみました。

(10年以上前に勉強した知識を引っ張り出して、ちょっとずつ調べながら書いたので間違いがあれば教えてください)

 

またいい書き方が見つかれば修正加筆していくと思います。

 

ナチュラルワインについて~その③~につづく

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ナチュラルワインについて~その①~

コラムを始めるとして、何からスタートするかと言ったら

まずは”ナチュラルワイン”とは何ぞやって話をするべきかなと思いまして。

 

ただ、うちのホームページをご覧頂いている方は既に興味ある方だと思うので

一度はググった事があるのではないかと思うのですが・・・

 

”ナチュラルワイン”のきちんとした定義は無い

 

のです。

 

 

サイトによって色々書き方はあるんですけど、僕的にバッサリまとめると

 

できるだけ葡萄以外使わないで作りましょ!

 

って事になると思います。

 

でもこの、『できるだけ』ってのが実に曖昧で。

どこまで葡萄オンリーでワイン造りをするかは生産者次第。

 

結局よく分からない。

 

なので

「ナチュラルワインだから良いんですよ!!」

「ナチュラルワインだから美味しい!」

 

って言う事では無いです。

 

音楽のジャンルで例えると

オルタナティブロックだったら全部良い音楽だよね!

ジャズだったら全て最高!

みたいな感じ。

ちょっと変ですよね。

その中にも色々あるでしょう。

 

おおまかな方向性としてある程度便利だから使う。

くらいに僕は捉えています。

 

 

では「ナチュラルワイン」の大まかな方向性とは何なのか

僕なりに一つずつ紐解いて行こうと思います。

 

何回かに分けての連載形式になる気がするので、気が向いた時にでも読んでみてください。

いくつかのテーマに分けて書いていければと思います。

 

まず初回は「ナチュラルワイン」の前に

次の言葉について整理していこうと思います。

 

・『ビオワイン』

・『オーガニックワイン』

・『自然派ワイン』

 

同じ様な感じの言葉が既にこんなにあってわかりづらいですよね。

 

『ビオワイン』『オーガニックワイン』

この二つに関しては

本当は細かく解説すると色々あるんですけど・・・

一般的な使われ方に関して、

僕的まとめるとシンプルに

 

無農薬。(ここではボルドー液とかの話は置いておきますし、有機と無農薬は違うんですけど)

 

つまり、畑仕事の話です。

なのでビオの認証を受けたワインだよ!

って言っても、醸造中には割としっかり人的介入しちゃってる可能性はある。

 

なのでビオワインとオーガニックワインを

ここで言うナチュラルワインと混同してしまうと

 

思ったのと違う・・・!

 

みたいな事になるかもです。

 

特にうちで扱っている様なワインはナチュラルワインの定義の中でも

醸造中、瓶詰まで限りなく葡萄オンリー。もしくはそれに近いものが多いので

 

全く違うテイストになる可能性はあります

(良し悪しの話は別です。良し悪しや嗜好についてはまた別の機会に書くと思います。)

 

ビオとかオーガニックって言うのは、

基本的にはナチュラルワインの大前提

と僕的には思って頂ければ良いかと思います。

後で触れるかもですけど、農薬撒いたりすると

葡萄に付着している自然酵母での発酵が難しくなるらしいので。

もう基礎の土台的な話です。

 

次に『自然派ワイン』

これに関しては、、

ナチュラルワインの日本語訳?

で、いいんじゃないですかね。。

・・・ちがいますか??

たぶんあってると思います。

厳密な違いがあるのだとしたら誰か教えてください。

 

う~ん。今回はこれくらいで。

ノリで書き始めましたけど・・・どこに着地するのか・・・

 

ただ、まだまだ書きたいことはあるので

 

ナチュラルワインとは~その②~に続く。

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試飲ブログについて

早速コラムの一つ目というか

ぼやきに近いんですけど(長め)

結局今までの試飲ブログで段々書けなくなってしまった理由について考えていくと

・その1 ネガティブな事を書きたくない。誰も傷つけないように意識しすぎた

・その2 校正に時間がかかり記事を書くのは時間に余裕がある時だけになっていた

・その3 子育てブログ的な前置きが要らないって思ってきて、書きたくなくなってきた

大きくこの3つがありまして…

順番にそれぞれ言い訳していこうと思うんですけど。笑

まずその1

もし僕のブログを

「生産者やインポーターさんが読んだ時に嫌な気持ちにならないかな…」

という事にビビりすぎる余り褒めちぎるような事しか書けず

その結果、どんどんつまんない文章しか書けない様になってしまいました。

これって、別にこれからネガティヴな事をこれからのwine tasting note で遠慮なく書くぜ!

ってなろうとしてる訳じゃないんですけど

僕の試飲ブログはあくまで『いち意見』であって、僕の書くことが全て正しい訳ではないし

ワインは嗜好品なので。意見や感想が違って当たり前。

そうしたら、別に色々と正直に書いてしまって良いのではないか?

ってやっぱ考えを改めたんですね。

今後のwine tasting noteでは感じたままを書くようにしようと思います。

これがまず1つ。

 

その2 校正に時間がかかる

これについては、本当にしょうもないんですけど

バカだと思われたくない…!

っていう自分のプライドの問題。笑

文章書く仕事なんてした事ないし、まともに校正が出来る訳じゃないんですけど

誤字脱字や、言ってること矛盾していないかな??

など、気にし過ぎて何度も記事を読み返しては書き直し。

結果、1つブログ書くのに1時間弱くらい掛けてました。

他にも、写真をちょっとでも綺麗に撮れるようにデジカメで撮ってパソコンにアップロードしたり…

細かな作業にこだわった結果ブログ書くのに時間の確保し、気合いを入れないと書けない…

って事になっていました。

なので、今後のwine tasting note(長い…以下WTN)では

全てケータイで完結する様にしました。

また、その1にも関わってくるけど

言葉遣い等も気にし過ぎていたので、もう気にし過ぎない様にします。

僕の事を直接知ってくれてる方はご存じと思うんですけど

僕は割とストレートな物言いをする方ですし、結構ラフに喋るので

もうそのまんまの感じで書いていこうと思います。

なので、このコラムとかもそうですけど適当にざっくり書いて

言いたいこと言いまくるので

おかしな点や間違ったことがあったら、ぜひコメントやDMでお知らせ頂けるととても嬉しいです(助けてください)

 

最後。その3

これに関しては、自分の子供のネタとかワインに関係ないですけど

なんか、親近感的なものが湧いてくれたら良いなあみたいな下心で書き始めて、

そしたら、、

『ブログ読んでます!子育ての部分面白いですね』

みたいに言ってくれる人が何人か居て、、

それで自分も楽しくなっちゃってずっと書いてきたんですけど

ワインとか酒関係なさ過ぎるし

ネタも捻り出すのも大変。笑

これは完全に最後の方は無理して書いてました(多分あんま求められてなかったのに…)

 

以上の事から、今までの試飲ブログは一旦区切りをつけようと決めました。

今後また変えてく可能性はあると思いますけどとりあえず

試飲ブログはWTNで

ワインやお酒に関するコラムをwineshop TAIで

積極的に発信できたらと思います。

コラムの方が更新頻度は低いと思いますが、ワインやお酒に対しての僕の考察など

ごく一部の人にしか刺さらないかもだけど僕が面白いと思った話題について書いて行けたらと思います。

コメント欄やDMで質問やリクエストもぜひお待ちしております。

どうぞよろしくお願いします。

 

あ、あと

「wineshoptai.comの方で試飲ブログやってほしい!逆でいいだろ!」

って方いるかも知れないですけど

一応これにも僕なりの理由があって

ほんのりマニアックな話になりますが、僕がHPを作っているワードプレスっていうツールがあって

ワードプレスにはそれぞれ『テーマ』と言われるサイトの構成を決められるフォーマット(?)があるんですけど

wineshoptai.comはそのテーマがECに特化したテーマになっていて

ブログの管理があまりしやすくないのです。

なので別サイトでブログに特化したテーマを使ってブログを管理した方が

自分的に後々見直しやすいのでそうさせて頂いてます。

ではでは。

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LES CROSES 2020 レ・クロス / Les Frère Soulier レ・フレール・スーリエ

生産者 / Les Frère Soulier レ・フレール・スーリエ
年号 / 2020
生産地 / ラングドック
品種 / ムールヴェードル50%、シラー50%
タイプ / ロゼワイン

最近の子育てネタとしては

子供がツッコミをするようになりました

「なんでハダカなん・・!」

「なんでおとうさんもきたん・・!」

「なんで卵かけご飯たべてるん・・・!」

とまあ、なんでもツッコんできます。

ちなみに息子はまあまあ濃いめの阿波弁になってきました。笑

 

 

今日はデビューから一気にスターダムをのしあがった生産者

(と、ぼくは思っている)

フレールスーリエのワイン。ロゼです。

 

開けてグラスに注いだ時に漂ってきた香りで

「あっ・・これはきっといいやつ」

と思えるくらい、何というか格が高い感じがします。

平たく言えば

高そう。

って感じです。

 

やや還元的な香りはありつつ

ミルキーでやわらかな香りのなかに

濃密かつピュア・クリアな果実香

 

口当たりもやわらかなタッチとクリアな酒質が両立されていて

瑞々しい飲み口なのに味わいは

濃密で甘美なエキス。

 

カジュアルにスイスイー!

って飲むタイプじゃなくて

このエキスの濃さと心地よさに

飲むたびに

うっとり♡

って一呼吸置いちゃうようなワイン。

 

 

手ごろな値段ではないけども

全然余裕で納得のクオリティでございます。さすが。

 

フレールスーリエさすがっす

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L’avant Garde 2021 ラヴォン・ギャルド / Louis Julian ルイ・ジュリアン

 

先日そろそろストライダーを子供に与えて、自転車の予備練習でもさせようかなと

紫スポーツに行ったら、

「こっちがいい。」

とスケボーを指さされてしまい、スケボーを買って帰りました。笑

3歳でスケボー早すぎるかなと思いつつ、

部屋で手を引いて滑らせたらとても楽しそうだったので

オリンピック目指して頑張ろうと思います。

(そんで西海岸に豪邸建ててほしいです)

便乗して自分の分のボードを買おうとしたら妻に若干嫌な顔されましたが

たぶん買っちゃうと思います。。

 

今日の試飲はルイジュリアン。

あの1リットルでお馴染みの。

「ほほう、750mlのバージョン・・

どんなもんなんや!!」

って開けてみたら・・

めっちゃ良くて土下座しそうになりました。

 

口に含んだ瞬間果汁が弾ける様な鮮明な果実味が

口いっぱいに広がります。

 

タンニンの存在感はありますが、液体自体はするりと喉を通り

果実の余韻が後を引くので

次々飲めてしまえそう。

 

これが毎日飲めたらほんと最高ですよ。。。

 

っておもっちゃうワインでした。脱帽

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Fantasmagnorie 2019 ファンタスマゴリー / Xavier Marchais グザヴィエ マルシェ

生産者 / Xavier Marchais グザヴィエ・マルシェ
年号 / 2019
生産地 / ロワール
品種 / シュナン ブラン
タイプ / 白ワイン

8月から気合をいれて

筋トレをはじめました。

ダンベルもベンチも買いました。

ぶら下がり健康器も買いました。

これで後には引けません。

頑張ります。

 

という事で今日はグザヴィエマルシェのファンタズマゴリ。

ちょっと前にリリースしたワインで

同時期にリリースした、同生産者のジュヴォンスやミステリューは

ブログに書いていたと思います・・

 

ファンタズマゴリはなんとなく書いてなかったと思うのですが

最近また気になって飲んでみたら

大分色気のある味わいになってきていて

まだまだ伸びると思うのですが、すごく美味しくなってきています。

 

白い果実や花を連想させる香り。

しかも生花のような妖艶な雰囲気(僕の好きなやつ)

開けたてはビターズの様な柑橘の苦みに似た旨みがあり

時間と共にやわらかなエキスに変化していきます。

 

グザヴィエマルシェのワインの好きなところは

ファーストインプレッションは複雑なニュアンスが混在しているのですが

 

飲んでいくと、結局

葡萄の味わいを感じられるところです。

ストレートにシンプルに葡萄味な訳では無く

飲んでいくと、ハッと葡萄を感じられてくる。

 

彼のワインのアプローチは、分かりやすいものではないのかもしれませんが

素晴らしい生産者だと僕は確信しています。

ちなみに抜栓後4日経ってもおいしく飲めています。

 

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Pet Nat 2021 ペットナット / Weingut Weigand ヴァイングート・ヴァイガント

生産者 / Weingut Weigand ヴァイングート・ヴァイガント
年号 / 2021
生産地 / ドイツ  フランケン
品種 / ミュラートゥルガウ30%,シルヴァーナー 20%,ショイレーベ20% ,バッカス10%,リースリング10%,ピノブラン10%
タイプ / 白微発泡

ちょっとブログの更新間が空いてしましました。

8月、お盆。

ついに、ぼくは徳島に引っ越してもう4年くらいは経つのですが

ようやっと阿波踊りを家族で楽しめました。

最初の年はちょうど息子が生まれ

次の年は台風で中止になり

そしてコロナ。

折角徳島に居るのになかなか阿波踊りを見れなかったのですが。

今年はようやっと家族3人で楽しめました。

阿波踊り自体も素晴らしいですし、町全体が浮かれているあの空気感がとっても良いですね。

 

そんな、夏らしい話題なので

今日はさわやかな泡です。

写真を見てわかる通りとっても濁っています。

澱もすごくて・・・

抜栓すると泡と一緒に底にびっしり沈んでいる酒石が

ゴポゴポ舞い上がるので・・・・

こういうワインに慣れてない方はびっくりしてしまうかもなのですが・・・

ほんのり酵母感のある香り

初見はクレープフルーツサワーの様な

果実のフレッシュさとビターさの混じった心地よい飲み心地。

 

すこし時間が経つと泡は落ち着きますが

白桃のニュアンスが顔を出し・・・

素晴らしく気持ちのいいワインです。

 

・・・・この白桃感最高ですね。

 

これ、抜栓してから2時間くらい経っているのですが

抜栓直後に感じた味わいをもう少し書こうとおもっていたら

今現在の味わいが最高過ぎて

書こうとした事の途中ですが

全部吹っ飛びました。笑

 

これ、桃でした。

嬉しい誤算。もうおわります。笑

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Marto Weiss 2020 マルト ヴァイス / Weingut Wörner ヴァイングート・ヴェルナー

生産者 / Weingut Wörner ヴァイングート・ヴェルナー
年号 / 2020
生産地 / ドイツ  ラインヘッセン
品種 / ヴュルツァー ,ファーバーレーベ ,ミュラートゥルガウ,ショイレーベ ,バッカス ,リースリング ,シルヴァーナー
タイプ / 白ワイン

以前から息子は英語にハマりまくっていて

「あいうえお」より先に「ABC」をマスターしていたのですが

ここ一か月くらいで

ようやっと!

あいうえおにも興味が出たみたいです。

ひたすらあいうえおの勉強しています。

ずーっとやっています。

ぐーっとのめり込むタイプの様です。

やっぱり天才かあ。。

 

今年も!きました。

去年僕がドはまりして、とにかくおススメしまくっていた

マルトヴァイス

新しいビンテージが届きました。

先日イベントで、イベント先のお店が保管していた2019を開けたのですが

めちゃくちゃおいしかった!!!

お客さんからも大絶賛で瞬殺で売り切れました。

 

今年もとっても美味しいです!

去年より更にさっぱりすっきりしています。

グレープフルーツやパイナップルの香り

爽快感のあるキレのある酸味。

濁りに乗った旨み。

 

今年の夏、めちゃくちゃ暑いですが

このワインがあれば大丈夫。

 

昨今の情勢でワインがどんどん値上がりしていますが

(このワインも若干去年より値上がりしましたが)

この味わいでこの価格

そして、そこそこに弾数があるという

文句なしのワインです。

 

僕も買えるうちにたくさん買っておこうと思います。

この先もう少し味が乗ってくると思うので 

今の状態だと夏にピッタリですっきり飲めて

この先より柔らかくジューシーに熟成することが期待できます。

 

貴重で凄味のあるワインも楽しいですし

気軽に飲めるってのも大事。

(年々人気上がっているので気軽に飲めるのも今のうちかもしれないし・・)

365日飲みたいワインだなあ